完結おめでとうございます。
甘深が大好きなので、完結が無性に寂しくてたまりません。
生き方の違うふたりが出会い、苦しみながらも前に進もうとする様、なによりcocoaさんが描く、真純ちゃんや拓真さんの繊細な心の機微の表現がとても素敵で、何度拓真さんに惚れ何度真純ちゃんを襲いたくなったか(笑)
濃厚な恋愛要素や官能要素だけではなく、真純ちゃんと拓真さんを囲む登場人物達も魅力的で、リアルに丁寧に綴り続けたcocoaさんの筆力に、脱帽です。
最後までより甘く、より深く、より強く繋がったまま、この先もより幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
素敵な物語を、ありがとうございました!!
作者ページ
奏多さんのレビュー一覧
どこか翳を持つ鳥羽氏と、彼が描く藍色から惹かれていくメグ。
白いキャンパスに色が乗せられるように、メグの愛が色づいていき、丁寧に描かれた官能場面で明瞭な色と形となるので、一枚の絵が仕上がるのを見ている気分になりました。
環境、相手を思う心、自分ではどうしようも出来ない制約が鳥籠となり動けなくなった時、中にいるのが自分か相手かわからないところに、日常から忍ぶ狂気の怖さを感じます。
また、章タイトルの色。まさかそんな色を暗示していたなんて、と思うことが多多。最後の色は読後感を爽やかにしてくれて、メグと共に狂おしく駆け抜けた恋愛を思い返し、胸が詰まりました。
素敵な物語をありがとうございました!
結婚して二年目。倦怠期を迎えつつあるヒロインに、突如現れた初恋のイケメン。夫から感じられない魅力をもつ彼に、ヒロインは…。
夫への愛を貫くか、それとも刺激ある恋愛に飛び出すか。
ライト感覚なのに、シリアスでありながら所々コメディ。章タイトルの時間に押されながら、官能場面にもドキドキして読み進めました。そして読後のほっこり感と爽快感は藤見さんならでは。素敵な物語でした。
藤見作品は、毎回なにかテーマ性のあるこだわりがあるように思いますが、今回は名前だったんですね。名前から繋がる二年目の関係。表面的なものに左右されず強く育つ絆の在り方に、作者様の想いを感じたようで、うるっとしました。
夫への愛を貫くか、それとも刺激ある恋愛に飛び出すか。
ライト感覚なのに、シリアスでありながら所々コメディ。章タイトルの時間に押されながら、官能場面にもドキドキして読み進めました。そして読後のほっこり感と爽快感は藤見さんならでは。素敵な物語でした。
藤見作品は、毎回なにかテーマ性のあるこだわりがあるように思いますが、今回は名前だったんですね。名前から繋がる二年目の関係。表面的なものに左右されず強く育つ絆の在り方に、作者様の想いを感じたようで、うるっとしました。
結芽里さんの高貴な世界にお邪魔した、卑猥帝王と変態王子。残念過ぎる兄弟がラインハルト王国で粗相をしないかとハラハラしていましたが、最初からぶはっと笑わせて頂きました。
三人称で綴るには扱いにくいだろう暴走系残念兄弟達を、小ネタ満載に再構築された世界で暴れさせて頂き、最後までご褒美三昧とは、本当にシズや兄弟(特にハル)は幸せ者です。
除外された36歳、頭だけがツルツル…とくるかなと思いきや、こないところに結芽里さんの愛を感じさせて頂きました(*´艸`)
本編の外で活きたリアルキャラにして頂いた上に、ちび隠匿キャラに絡んで貰えたり、贅沢でにやにやが止まらない愉快なお話、とても楽しかったです。
三人称で綴るには扱いにくいだろう暴走系残念兄弟達を、小ネタ満載に再構築された世界で暴れさせて頂き、最後までご褒美三昧とは、本当にシズや兄弟(特にハル)は幸せ者です。
除外された36歳、頭だけがツルツル…とくるかなと思いきや、こないところに結芽里さんの愛を感じさせて頂きました(*´艸`)
本編の外で活きたリアルキャラにして頂いた上に、ちび隠匿キャラに絡んで貰えたり、贅沢でにやにやが止まらない愉快なお話、とても楽しかったです。
完結、お疲れ様でした。
超長編なのに中弛みなく加速する展開に、最後まで興奮させて頂きました。
ラブカルは、どんな時でも毎日更新をして下さった藤見様の愛と、魅力たっぷりの講師達に悶絶する(笑)読者の愛、男女の情愛、慈愛、師弟愛、仲間愛…様々な深い愛に溢れております。
そんな愛を舞台に行われる性の授業。今度は生物学的な教義も始まり、その専門性にいつも驚きでした。
そして最終試験、"ラブカル講師として必要なこと"
この答えに、琴ちゃんが自立に至るまでの苦悩と努力の過程が一気に蘇り、ラブカルの愛は、ここに集結されたかと感涙でした。
ラブカル3が楽しみです。
ヤナセ、また絶対会おうね…。
完結お疲れ様でした。
完結してからと思い、今まで黙々とひたすら読者に徹していました。
透子ちゃんと共に、水蜜桃の記憶から先生を追いかけてきた私にとって、あの辛い忍耐時を乗り越え結ばれ、また新たな瑞々しい桃が実る様は、感動を超えて、感無量でした。
心情描写に長けた雪緒さんだから出来る、張り詰めた時の心情。幸せで弾け飛ぶような心情。私の中で育てて頂いた、様々な味の豊かな桃を、最後は蕩けるように甘く味合わせて頂きました。
音と色に加えて、味や触感まで感じさせる滑らかな筆致がとても読んでいて心地よく、完結が非常に寂しくてたまりません。
今後も雪緒さんワールドに浸るのを楽しみに待っています。
完結してからと思い、今まで黙々とひたすら読者に徹していました。
透子ちゃんと共に、水蜜桃の記憶から先生を追いかけてきた私にとって、あの辛い忍耐時を乗り越え結ばれ、また新たな瑞々しい桃が実る様は、感動を超えて、感無量でした。
心情描写に長けた雪緒さんだから出来る、張り詰めた時の心情。幸せで弾け飛ぶような心情。私の中で育てて頂いた、様々な味の豊かな桃を、最後は蕩けるように甘く味合わせて頂きました。
音と色に加えて、味や触感まで感じさせる滑らかな筆致がとても読んでいて心地よく、完結が非常に寂しくてたまりません。
今後も雪緒さんワールドに浸るのを楽しみに待っています。
ラブカル2も完結間近だそうで、再読です。
私自身小説や携帯小説は読み漁っていますが、プロの講評にも書かれていたように、今までにない斬新な切り口(設定)や同性として共感しやすいわかりやすさ、なにより講師キャラの個性が魅力的で、活き活きと動いて構成される世界観はリアルかつオリジナル性があり、世界に引き込まれます。
また詳しい官能講義以外も、何気に次作へと続く伏線が張られていたり、愛を主軸にした体と心の関係を始め、心理的に深いテーマ性があったり。同じ書き手として奥深い作りに再度感嘆しました。
読者の見方によって多角的に楽しめるラブカル、そしてそれを魅せて下さる藤見さまを応援しています。
刹那的で耽美的な、叙情詩でもある本短編。
魅惑的な花の香りに包まれつつ、告解めいた言葉が痛いほどの切ない感情を伴い、読み手の心を揺さぶります。
一人称で語られる静謐な文体から、見え隠れする激情。
正気と狂気の狭間を覗いている気がして、背徳感にぞくぞくしました。
特に金木犀。無機質な少女に魅入られた健全カップルが、正常領域を侵蝕されていく様はどこか耽美で幻想的で、雪緒さま独特の危うい色に染まった新たな世界に飲み込まれてしまいました。
儚く散る花、艶やかに咲く花、幻想世界に誘う花……。
雪緒さまを通すと、ここまで匂い立つんですね。
これからどんな花が増えて行くのか、楽しみです。
水蜜桃の記憶(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
雪緒さまの新作と、飛びつきました!
ああ、夜に見ればよかった。
朝から動悸と熱感が止まりません。
思春期特有の、恋と性に揺れる繊細な心情。
瑞々しく甘い、だけど食べ方が難しい桃に例えられながら、出始めから続く官能シーンは、いけない場面を覗き見ているようでドキドキさせられながらも、どこか切なくて苦しく。
このふたり。この後どうなるのか、大人になってからの関係も読んでみたかったです。
桃。
先生。
私の中では、禁断の官能的ワードになりそうです。
切ない心理描写、情緒的な官能描写はさすがで、その世界観の伝え方が素敵で大好きです。
映像のような美しいお話、ありがとうございました!
ああ、夜に見ればよかった。
朝から動悸と熱感が止まりません。
思春期特有の、恋と性に揺れる繊細な心情。
瑞々しく甘い、だけど食べ方が難しい桃に例えられながら、出始めから続く官能シーンは、いけない場面を覗き見ているようでドキドキさせられながらも、どこか切なくて苦しく。
このふたり。この後どうなるのか、大人になってからの関係も読んでみたかったです。
桃。
先生。
私の中では、禁断の官能的ワードになりそうです。
切ない心理描写、情緒的な官能描写はさすがで、その世界観の伝え方が素敵で大好きです。
映像のような美しいお話、ありがとうございました!
完結おめでとうございます!!
翔悟くんとあおいちゃん。
それぞれの闇の向こうにあった、光に満ちた世界。
今まで苦しかった分、互いの優しさや甘さが伝わり感動でした。
S入って主導権を握る(笑)翔悟くんと、翻弄されるあおいちゃんがとても可愛くて、にやけてしまったり。
そして最後にはまさかの大御所の登場!! 幸せそうで感涙です。
気づけば、雪緒ワールドにどっぷり浸かり、登場人物と同じ呼吸をしていたように思います。苦しくて引き攣った呼吸、嬉しくて上擦った呼吸、そして濡れ場は……(*´艸`)
リズミカルに闇を駆け抜けたこの作品、本当に大好きです。
素敵な作品、ありがとうございました!!
翔悟くんとあおいちゃん。
それぞれの闇の向こうにあった、光に満ちた世界。
今まで苦しかった分、互いの優しさや甘さが伝わり感動でした。
S入って主導権を握る(笑)翔悟くんと、翻弄されるあおいちゃんがとても可愛くて、にやけてしまったり。
そして最後にはまさかの大御所の登場!! 幸せそうで感涙です。
気づけば、雪緒ワールドにどっぷり浸かり、登場人物と同じ呼吸をしていたように思います。苦しくて引き攣った呼吸、嬉しくて上擦った呼吸、そして濡れ場は……(*´艸`)
リズミカルに闇を駆け抜けたこの作品、本当に大好きです。
素敵な作品、ありがとうございました!!
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