概要欄の「ただ誰かに大切にされたかっただけ。」そこに凝縮されてるなあと思いました。切実な少女達の愛の物語。
目を背けたくなるような出来事も、それでも生きていかねばならぬ残酷さも……それぞれのキャラクター達の切迫した過去も。
笑ってる人にも辛い過去があったり、普段、共存している中にもこんな気持ちや何かを抱えている少女達もいるのではないか? とふと、思わず考えてしまうような。
それでも、そこに日常のキラキラや一時の温もりや触れ合いがあったり。
相手に何を求めるのか、自分はどうしたいのか。
「理想というまやかし」
読了後、タイトルのその意味を考えた時、心に刺さる一作です。
作者ページ
猫兔夢蘭さんのレビュー一覧
キラキラした世界観でありながら、リアリティもありつつ、今後どんな展開になっていくのだろう?と気になって最後まで一気に読了してしまいました。
予想内の展開なのか? 予想外の展開なのか?は読者様次第。ちなみに私はというとネタバレになるので、控えます。
モラハラ夫や塾のママ友やコスメカウンターのお客さんなどのサブキャラも実在しそうな感じも手を抜かず書き込めていて小説の基礎部分がしっかりしています。それでいて、これでもかってくらいにふんだんに装飾描写を盛り込んでいて、なのに鬱陶しくなく、読み応えとバランスが絶妙です。
生きる登場人物の結末を多くの人に見届けて欲しい。お世辞抜きにオススメしたい作品です!
予想内の展開なのか? 予想外の展開なのか?は読者様次第。ちなみに私はというとネタバレになるので、控えます。
モラハラ夫や塾のママ友やコスメカウンターのお客さんなどのサブキャラも実在しそうな感じも手を抜かず書き込めていて小説の基礎部分がしっかりしています。それでいて、これでもかってくらいにふんだんに装飾描写を盛り込んでいて、なのに鬱陶しくなく、読み応えとバランスが絶妙です。
生きる登場人物の結末を多くの人に見届けて欲しい。お世辞抜きにオススメしたい作品です!
最初は、なんの話だろう? というところから、徐々に関係性が明かされていくミステリーチックな感覚、読んでいて楽しかったです。
今回も細かなファッション描写や旅行の話、演劇、学園のシーンなども繊細かつ巧みで素晴らしく、作者らしい切り口で描かれた作品だなと思いました。
特に205ページの独白など、とても好みでした。個人的にはふとした時に共感します。
後半は、途中、展開が読める部分もあり、読めない部分もあり、怒濤の展開に、えぇ?! えぇ?! と一喜一憂、読み手が情緒不安定でした(笑)
複雑な関係性。作者様が伝えたかったことは、ラストに全て凝縮されているように思いました。
完結お疲れ様でした!
今回も細かなファッション描写や旅行の話、演劇、学園のシーンなども繊細かつ巧みで素晴らしく、作者らしい切り口で描かれた作品だなと思いました。
特に205ページの独白など、とても好みでした。個人的にはふとした時に共感します。
後半は、途中、展開が読める部分もあり、読めない部分もあり、怒濤の展開に、えぇ?! えぇ?! と一喜一憂、読み手が情緒不安定でした(笑)
複雑な関係性。作者様が伝えたかったことは、ラストに全て凝縮されているように思いました。
完結お疲れ様でした!
最新まで読み切りました。
逃避行は、ビックリが大きくて、そうきたか~~!!って感じでした。え? どうなるの?って気になって次々、読み進めました。
2章に関しては、純粋に好きー!!です。甘いスイーツの描写やファッション描写など、脳内に建物からファッションから行為まで(照)二人が絵のように浮かんできて、個人的には、ラストにも納得というか共感というか。こういうのもあっていいと思います。
2章タイトルの「そのマカロンはまるで宝石」のように、この小説そのものがキラキラとした宝石のようだな……と思いました。
甘酸っぱいベリーの読み心地。ごちそうさまでした!
また更新されるの楽しみにしています。
逃避行は、ビックリが大きくて、そうきたか~~!!って感じでした。え? どうなるの?って気になって次々、読み進めました。
2章に関しては、純粋に好きー!!です。甘いスイーツの描写やファッション描写など、脳内に建物からファッションから行為まで(照)二人が絵のように浮かんできて、個人的には、ラストにも納得というか共感というか。こういうのもあっていいと思います。
2章タイトルの「そのマカロンはまるで宝石」のように、この小説そのものがキラキラとした宝石のようだな……と思いました。
甘酸っぱいベリーの読み心地。ごちそうさまでした!
また更新されるの楽しみにしています。
第一章。衝撃的な始まりで、主人公の心咲ちゃんが可愛いのにとあるシーンではセクシーです。個人的には後半の皐月さんにキャーっと叫びました。イケ女さん!!ご注文は店員さんです言われたいです。
第二章は痛い、切ない。救いようが……それでも物語には引き込まれます。このお話読むの実は二回目なのですが、こういうお話もやっぱり好きなので、何度でも読みたくなります。
第三章……好き!というか後半の台詞とか語りとかがシンクロ。日常の息苦しさとかそういうものって誰しも持っていて、それを回避して下さる妖精さんと出逢うことで生きていく希望を持てるみたいな。
引き込まれる短編集です。もっと語りたいけど文字数足りない
第二章は痛い、切ない。救いようが……それでも物語には引き込まれます。このお話読むの実は二回目なのですが、こういうお話もやっぱり好きなので、何度でも読みたくなります。
第三章……好き!というか後半の台詞とか語りとかがシンクロ。日常の息苦しさとかそういうものって誰しも持っていて、それを回避して下さる妖精さんと出逢うことで生きていく希望を持てるみたいな。
引き込まれる短編集です。もっと語りたいけど文字数足りない
これは間違いなく超大作である。
作者様の知識の多さや深さに脱帽です。作者様は勉強熱心な方で尊敬で憧れます。
本作は性描写が占める割合が多いのですが、短調にならず、バリエーション豊富で驚きました。読んでいて、「またかよ」って思うことなく、毎度、新鮮な気持ちになれ、圧巻です。
この作品のもうひとつの特徴は、登場人物たちの会話や台詞回しだと思います。凄く考えさせられます。
自分の考え方は本当に良かったのか。常識に囚われすぎて忘れていた大切なことはないのだろうか。そんなことを今一度、自分に問いただしてみたりしました。
体に電撃が走ること間違いなしなオススメの逸品です。
作者様の知識の多さや深さに脱帽です。作者様は勉強熱心な方で尊敬で憧れます。
本作は性描写が占める割合が多いのですが、短調にならず、バリエーション豊富で驚きました。読んでいて、「またかよ」って思うことなく、毎度、新鮮な気持ちになれ、圧巻です。
この作品のもうひとつの特徴は、登場人物たちの会話や台詞回しだと思います。凄く考えさせられます。
自分の考え方は本当に良かったのか。常識に囚われすぎて忘れていた大切なことはないのだろうか。そんなことを今一度、自分に問いただしてみたりしました。
体に電撃が走ること間違いなしなオススメの逸品です。
ピックアップから来ました。テーマが気になって読み出すとまさにタイトルの秘密にドキドキして一気に読んでしまいました。
官能シーンが濃厚で素晴らしかったです。師匠が好きなキャラクターでした。二人の心理も分かりやすくて、とても面白かったです。
官能シーンが濃厚で素晴らしかったです。師匠が好きなキャラクターでした。二人の心理も分かりやすくて、とても面白かったです。
まず、設定から魅了されて読み始めました。全体的にただの恋愛モノではなく、まるでミステリーのようだなあと思いました。
三人称ならではの、情景描写やそれぞれの心理描写に長けていて、いい意味で分かりやすく、読みやすかったです。真相に辿り着いた時、胸がきゅぅぅっとなりました。
お洋服が好きな私にとって、キラキラなファッション描写も秀才で楽しめました。
ペットショップを舞台に繰り広げられる人間ドラマ、読み終わった後は、はぁぁ(凄いという意味)という余韻に浸れます。ラスト近くのとあるシーンはキュン死に寸前でした。
素敵な作品をありがとうございました。次回作も楽しみにしています。オススメですので是非
三人称ならではの、情景描写やそれぞれの心理描写に長けていて、いい意味で分かりやすく、読みやすかったです。真相に辿り着いた時、胸がきゅぅぅっとなりました。
お洋服が好きな私にとって、キラキラなファッション描写も秀才で楽しめました。
ペットショップを舞台に繰り広げられる人間ドラマ、読み終わった後は、はぁぁ(凄いという意味)という余韻に浸れます。ラスト近くのとあるシーンはキュン死に寸前でした。
素敵な作品をありがとうございました。次回作も楽しみにしています。オススメですので是非
ファンタジックなお話だなあと思いきや、リアリティに溢れるお話です。
綺麗なだけじゃなく、人の内に秘めた黒い感情みたいなものもうまく描かれています。コイツ腹立つ!ってなったり、なんでここでこういう行動するのかなあ、などなど……知らぬ間に感情移入バリバリしておりました。
心理描写やセリフなど、楽しいことばかりじゃなく、痛い苦しいシーンも正直、あります。けれど、だからこそ生きていくってこういうことなんだなあと思わされます。
私は、このラスト好きです。 ラストのことがこの物語の大きなテーマだったのかなあと。
完結した今、もう一度最初から最後まで読み返したくなる素敵で素晴らしいお話です。
綺麗なだけじゃなく、人の内に秘めた黒い感情みたいなものもうまく描かれています。コイツ腹立つ!ってなったり、なんでここでこういう行動するのかなあ、などなど……知らぬ間に感情移入バリバリしておりました。
心理描写やセリフなど、楽しいことばかりじゃなく、痛い苦しいシーンも正直、あります。けれど、だからこそ生きていくってこういうことなんだなあと思わされます。
私は、このラスト好きです。 ラストのことがこの物語の大きなテーマだったのかなあと。
完結した今、もう一度最初から最後まで読み返したくなる素敵で素晴らしいお話です。
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