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この作品はあっという間に読み終えた記憶がある。

ドキドキ感もあり、ハラハラ感もあり。

秀作です。時間があるときに一気読みの方がお勧めですね。

主人公の仁氏の経歴の割に若いのが引っかかるが、内容は面白い。

悪党を成敗する勧善懲悪的な感じは時代劇か、ハードボイルド小説。

展開、テンポもよく、スラスラと読めて、1話ずつ締められていて、Good！

総合２位。

総合１位より、さらに面白くない。

短編オムニバスと断っているとおり、短編集ですね。

これだけあると、好きな作品が１つや２つは見つかるでしょう。

ただ、どれも不完全燃焼という感は否めない。

相当の時間をかけて、全作品を読んだ結果、そのまま寝ました。

それは、今朝のことですが。そして、今、どれも一つとして覚えていません。

なぜ？それは、好きな作品がなかったからです。

いい感じの登場人物はいるのですよ。でも、そこで終わる？という感じなのです。

総合一位。

でも、俺にとっては１位という作品ではない。

なぜだろう？

俺の感性が、このサイトを見る多数派とはズレているのかもしれない。

主人公が暴行野郎Xチームなのかと思えば、そうでもない感じ。

千佳子という女性なのか？

読み始めると、どうしてもこの女性にのめり込む感じ。

感情移入の対象はこの女性です。となると、読者対象は女性なのか？

それにしては、タイトルは過激。『淫獄』『雌奴隷』ですからね。

マルチアングルじゃないが、それぞれの登場人物に語らせるのは、面白いですが、頭がついて行けない人も出てきそう。

書き手が、女性だからか、今のところ、淫獄に至らない感じ。

これから先、淫獄に堕ちるのかどうか、乞うご期待という感じ。

愛のカタチはそれぞれ。

対比で描く愛のカタチ。

冷めたピザと焼きたてのトースト、みたいな（笑）

女性による女性のためのエロ。

でも、男性でも楽しめる。

短編だが、しっかり充実した内容。

できれば、この続編が読みたい。

官能小説と言えるか微妙ながら、

読むだけで、絵が想像できる文章。

実に素晴らしい。

何より、酔っていてこの文章が脳裏に過るのは天性のエロ詩人。

いい作品ですね。

俺の陰茎はビンビンです。

頭書の展開には若干無理がありますが、

その後の展開は、男性読者の反応はビンビンでしょう。

あと、気になるのは、この作者の活動量ですね。

一気呵成に書き上げているのでしょうか。

血走った目で、パソコンに向き合っている様子が想像できる

作品量で、文学的にどうかは別として、

官能小説としては、正統派です。

と、思ったのですが、他のサイトからの『再編集・加筆』だったのですね。

それでも、凄い作品数で、内容も素晴らしい。

男性の陰茎を勃起させることが官能小説の役目だとすれば、

この作者の作品は、すべて永久保存されるべきです。

性的表現力は★5つ

登場人物の設定がわかりにくく、

思い入れを込めて読めない。

唯一、それが原因でマイナス★1つ。

女医という設定自体は、いいと思うのですが、

できれば、その設定を少し掘り下げて、

普段の様子と、この小説で描かれている様子のギャップが

読者に伝わると、さらに、良い作品になると思います。