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チビブタ巨乳世界
31

おんぎゃー、おんぎゃー
(え?まさか転生したのを知ってる?そんなわけないよな?生まれたことを言ってるんだろ)

32

看守

しゅけーべ君は、運が良かったぜー
(と、僕のチンチンをいじる)
もしおマンコだったら、いまごろは肉塊だったぜーハハハ

33

おんぎゃー、おんぎゃー
(汚い手で、僕のチンチンを触るな!)

34

看守

この国…というか、この世界ではな、男子が貴重なんだぜ?
女子10人に対し、男子は1人しか生まれねえー
だから男子は生まれたときから大事にされるんだぜー?

35

おんぎゃー、おんぎゃー
(ふーん、だから僕は助かったのか)

36

看守

ただなー、大事にされるのは子供時代だけで。
大人になったら、たちまち女子たちの奴隷になっちまう。毎日毎日、馬車馬のようにこき使われるんだー
なんせ、人数少ない貴重な労働力だからな!

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おんぎゃー、おんぎゃー
(うわ?なんだかひどい世界に転生してしまったかな?)

38

看守

ただ、なにか一芸に秀でていれば、女子たちに大切にされて少しは楽な生活ができるというもんだー。
しゅけーべ君に、はたしてそんな一芸があるかどうか…

39

こうして、僕(しゅけーべ・しゅけこまーしゅ)は、生き永らえた。
僕の小さなカラダは、看守の手から見知らぬ男の手へ、そしてまた見知らぬ男の手へと、次々に渡されていき、僕の意識もしだいに薄らいでいった。

40

(あれ?ここは、どこ?わたしは、だれ?
あ。わたしは、僕か。
てか…)

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