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ダリアの書 ― 1
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 寝耳に水とは、まさにこのこと。
 大恋愛で結婚したのでは、ないにしろ。夫婦としての確かな愛情があると、信じていたのに。

 女・由香の話しは、夫の行動にピッタリと一致していた。


  

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 私は、さっそく春樹を問い詰めるためにメッセージを送った。

  

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千夏

 春樹。仕事中にごめんなさい。いまいいかしら?

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春樹

 うん、いいよ。どうしたの?急用?

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千夏

 あのね。言いにくいんだけど・・・さっき〝由香〟さんって人からメッセージが来たのよね。

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春樹

 え??誰?

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千夏

 あなたが半年前から付き合っている由香さんよ。わざわざメッセージを丁寧に入れてくれたのよ。
 どうりで最近〝残業〟だの〝飲み会〟だの〝休日出勤〟だのって外出が多いハズよね。

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春樹

 へっ??なに言ってるの? 千夏。なにか勘違いしてない?
 本当に仕事してたんだよ。信じてくれないのか?

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千夏

 信じていたわ。でも・・・・・・

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春樹

 でも、なに?信じてくれてるんだよね?

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