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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
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馴染みのある座り心地から察するに、この椅子は男子更衣室のパイプ椅子だろう。

肌で感じる雰囲気から、ここが“密室”だということも判断できた。

多分、自分は男子更衣室にいる……。

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和馬

(俺、何してたんだっけ……?)

13

まだ完全には復帰していない思考回路を働かせて、和馬は記憶の糸を辿ってみる……。

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和馬

(そうだ……部活が終わったあと、プールサイドから男子更衣室に引き上げようとしたら、滝沢先輩と高崎先輩に呼び止められたんだ……)

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和馬

(それから、プールの裏手に連れて行かれて……「態度が悪い」とか「先輩に対する礼儀がなってない」とか難癖をつけられて……)

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和馬

(二人から「水泳部を辞めろ」って言われたんだ……)

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和馬

(それを断ったら、いきなり二人の暴行が始まって……俺は気を失ったんだ……)

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記憶はそこで途切れている……。

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一方で、和馬の耳に届く甘ったるい声はさらに甘く、そしてだらしなくなっていく……。

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あ、あ、ん……

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