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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
231

和馬

(高崎先輩の言ってることは、デタラメだ……)

232

実のところ、和馬は美緒が誰かの悪口を言っているところを見たことがない。

ましてや、“彼氏”である自分の悪口なんて言う訳がない。

233

そう信じていた。

ところが――

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高崎

昨日なんか、最悪だったらしいな?

235

和馬

(昨日??)

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高崎

下手くそなセックスしたあとに、さらに美緒に”説教”したらしいじゃねえか……?

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和馬

(!!!)

238

この高崎の一言で、美緒への信頼がぐらりと揺らいだ。

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和馬

(美緒、昨日のこと高崎に喋ったのか……?)

240

高崎の言っていることは本当だった。

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