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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
311

過剰なまでの反応を示した美緒に、高崎は失笑を漏らす。

312

高崎

フフッ……今さら恥ずかしがらなくてもいいだろ?

313

空かさず、美緒が反論する。

314

美緒

恭平先輩のほうこそ、今さらそんなこと言うなんて、ズルいですッ!?

315

美緒

だいたい……わ、私が“こんな風”になったのは、先輩のせいですッ!?

先輩が、優しくくすぐったからですッ!?

316

十六歳の少女の“乙女心”に根づいた「羞恥心」の表れだろうか。

「乳首」あるいは「勃起」という表現を回避したいという美緒の明確な意志が見て取れた。

317

美緒は「こんな風に」という、漠然とした言い方をした――が、 すぐさま高崎の“意地悪”な追撃が入る。

318

高崎

「こんな風」っていうのは「乳首がビンビンに勃ってる」って意味か……?

319

美緒

は、はっきり、言わないくださいっ!?

320

高崎

でも――

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