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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
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その直後、閉じ合わせていた美緒の唇がわずかに緩んで、小さな、しかし熱気を纏った声がひとつ溢れ落ちた。

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美緒

あっ……

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この最初の歓声を皮切りに、美緒の声の“通り路”は、「鼻」から「唇」へと移った。

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今回に至っては、美緒が熱気に満ちた歓声を上げた理由を、和馬は即座に理解した。

高崎が、美緒の右耳に唇をそっと押し当てたのだ。

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紛れもなくそれは、高崎の“唇”が美緒の“肉体(カラダ)”に触れる「ファーストキス」に違いなかった。

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恭平

周りにキスを散りばめたあとは――

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美緒の右耳に押し当てた唇で、高崎がキスの話を続ける――。

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美緒のほうは――高崎の指先で、左の乳首をムニュッと揉まれる都度――今はうっすらと開いている唇から喘ぎ声を漏らしながら、高崎の話に耳を澄ましている。

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恭平

“唇”と“舌”を使って、乳首にキスするんだけど――

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恭平

「可愛い」と思った乳首は、優しくあやしてやるんだ……

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