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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜

1
夏休みも残すところわずかとなった、八月最後の木曜日の夕刻――。
2
声
ん……ンッ……
3
和馬
(……???)
4
くぐもった、それでいて甲高い声が耳に届いて、藤宮和馬は目を覚ました。
5
いったい誰の声なのか、そして何の声なのか、咄嗟には分からなかった――。
というよりも、声の正体よりも先に和馬の関心を引いたのは、全身のあちらこちらで疼く鈍い痛みだった。
6
おまけに、目を開いているはずなのに、和馬は暗闇のなかにいた。
7
“目隠し”をされているのだ。
8
和馬
(どうして体中がこんなに痛いんだ……?)
9
和馬
(どうして“目隠し”をされてるんだ……?)
10
和馬は状況を上手く呑み込めない。
かろうじて分かるのは、自分が全裸で椅子に座っているということくらいだ。
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