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由依の妄想と現実の狭間で・・・(修正番)

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無名
『ははは、どうかな? 自分がトイレの一部になったみたいだろ?
おっと、もう電話はいらないね(笑)』
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男が電話をしながら扉の鍵を閉め
双方の通話を切り 直接対話し始める
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菊池 由依
貴方は・・・
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菊池 由依
〘少し強い口調で〙
あ、貴方ね、私のスマホを盗んだのは、そして昨日はあんな事させて・・・今も女性に無理やり手錠で拘束までして
最低ね!
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手錠にて繋がれている為、入って来た男に詰め寄る事は出来無い為、その男を睨見つける
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入って来た男は 帽子を深く被り、サングラスにマスクと全く素性が掴めない
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無名
おいおい、質問は受け付けないって言ったばかりだろ、
それにご主人様だろ 呼ぶ時は
まぁ良い
ほら、これを受け取れ
そう言うと男は 小さな紙袋をこちらに投げ渡した
129
菊池 由依
・・・
130
無言で渡された紙袋を手に取る
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