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彼のお兄ちゃん
191
玲央
『…あーあ。声聞いたら、会いたくなっちゃった。さっき別れたばっかなのにね』
192
小春
『…うん…。私も…、同じだよ…』
193
玲央
『…そっか。じゃあさ、今度は泊まりに来ない?それなら、朝までずっと一緒に居られるし。…どう?』
194
小春
『…うん…。それじゃあ、お邪魔しようかな』
195
玲央
『本当?じゃあ、決定だね。親は夜勤だし、大丈夫だけど…。兄貴のことも説得しとくから、安心してね』
196
小春
『わ、わかった…。楽しみに、してるね』
197
玲央
『うん。俺も楽しみにしてる。じゃあまた、連絡するね。おやすみ』
198
小春
『…うん、おやすみ…』
199
小春
(…涼太さんのこと…、言えるわけ、ない…)
200
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