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ご主人様=ドSせんせい
第33章 合宿☆ちょっとエッチな個人レッスン
バスが今日泊まる旅館に着き、決められた部屋割りを見て部屋に各自荷物を起きに行く。
「愛音!同じ部屋だよ!今日はゆっくり話しようね。私、愛音に話したい事あるんだ。」
「うん。何でも聞くよ。」
そうは言ったけど、こういう時に話す内容と言えば、恋話。
私の恋の話は、花菜には話せないのに、どうしよう…。
先日の音楽室で見た花菜の表情な意味も気になるし。
もしかしたら、花菜は先生と私の事で何か話そうとしてるのかも。
どうしよう…。
まだ何の話なのか、わからないのに、私は心配でたまらなかった。
何か話しをそらしたくて、今日のスケジュールが書いてある紙を見る。
「今日のレッスンて、ピアノ個人レッスンなんだねー。10分レッスンだって。」
「本当だね。1人10分でも先生は3時間20分もあるんだから、大変だねー。その間は自由みたいだから、温泉でも行こうよ。」
「そうだね!この旅館広いから、探検しながら入ろう!」
そういえば、スケジュールにあった個人レッスンの時間割。
私と花菜は後ろの方にあった。
あえて、私と花菜は入れ違いにはならないように。
また先生、何か企んでる?
花菜にわからないように、私は心の中でクスッと笑ってしまった。