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ご主人様=ドSせんせい
第33章 合宿☆ちょっとエッチな個人レッスン
「ただいまっ!」
花菜が元気に部屋に入ってきた。
「どうだった?」
「うーん。10分はあっというまだね。でも、先生との距離はすごく近いから、参加した女子は嬉しいだろうね。」
「そっか…。」
「ねぇ、愛音。愛音はいつもあんな感じで先生と個人レッスンしてるの?」
「…?二人きりだけど、夢中でしてるから、先生の顔まで見てる余裕とかはないかな…。」
突然の花菜からの意表を突いた質問に、焦ってしまう。
「愛音…。私達友達だよね?私はさ、なんでも話してもらいたいんだよ。私、そんなに信用ない?」
花菜が悲しそうな表情で私を見る。
花菜はやっぱり私と先生の関係に気付いている。
いつも元気な花菜のこんな表情は初めてで、私の胸がズキンと傷む。
ふと時計を見ると、私のレッスン時間が近い。
「花菜、ごめん。とりあえず、レッスン行ってくるね。」
「うん。私も急に面倒な事言ってごめん。レッスン頑張って来て。」
静かに言う花菜に手を振って、私は先生がいる部屋に向かった。