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ご主人様=ドSせんせい
第39章 重なる夜☆愛音&星夜

カシャカシャと、先生が鎖を外す音で意識が戻る。

瞳を開けて先生を見ると、先生が優しく私の髪を撫でた。


「愛音、合宿楽しかったか?」

「はい…すごくっ。」

「こうして一緒にいた時間が長いから、また2学期から、辛くなるな。」

「そうですね…でも、レッスンと授業で我慢します…。」

「俺の方が我慢出来ないかもしれない…。」

「えっ?」

「合宿中濃厚すぎて、俺がまた愛音としたくて、我慢できなくなりそうだ…。」

そう言って照れている先生が、何だか可愛くて、思わず先生を抱き締めた。


「卒業まで待たせてしまって、ごめんなさい。でも、私はいつでも先生の物ですから…。いつでも呼んでください。」

「そうだな。卒業したらお前を家に閉じ込めて、完全に俺専用のペットにしたいな。それまでは、我慢だな。」

「二学期からまた、頑張りましょ。」

「勉強も頑張れよ!」


ほんと、こういう時だけ教師になるのは、やめてくださいっ。

こうして、楽しかった合宿は終わり、二学期がもうすぐ始まろうとしていた。

その前に、柊斗と花菜はどうなったのかな?
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