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ご主人様=ドSせんせい
第40章 重なる夜☆柊斗&花菜
「花菜…そろそろイッていい?」
「うん。」
そう答えた瞬間、強く腰を打ち付けられた。
パンパンパン…。
肌がぶつかり合う音が部屋に響いた。
「はぁっ…花菜好きだよっ…。」
「私も好きっ。」
私の中で柊斗が弾けたのがわかった。
私の体の上で呼吸を整える柊斗の体をギュッて抱き締める。
汗ばんだ柊斗の体に触れて、さっきまでの初体験を思い出す。
大好きな人とエッチするって、こんなに幸せな事なんだ…。
痛かったけど、初めてが柊斗で本当に良かった。
「花菜…。」
「んっ?」
「ありがとうな。」
「何が?」
「初めてを俺にくれて。これから、ちゃんと花菜の事大切にしていくから。これからも、よろしくなっ。」
「うん…こちらこそ。」
恥ずかしいのか、顔を上げずに柊斗がそう言った。
そんな柊斗を抱き締めたまま、私は幸せを噛み締めていた。
愛音に負けないくらい、私も柊斗と幸せになろうっ。
こうして、私達の楽しい夏休みが終わった。