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続・捨て犬
第9章 や、やわらけぇ〜、つか、あったけぇ〜


「待って・・待って」


え、なんで

でも
もう俺いきそ

エミを寝かせて
正常位になると
俺は一気に動きを早めた


「はっ・・うぁ
エミ、い、いきそ・・
あ、あぁ・・
イクイク
ぅあっ、あぁっ」



はぁ・・・・

はぁ・・はぁ・・






エミの腹を
ティッシュで拭って

俺は
エミの隣に
倒れ込んだ


なんだか知んねーけど

興奮した

とか思いながら。



エミは
いつものように
俺にすがりつき
腕枕をしてやると

サラサラと
髪が肌にふれて
くすぐったい


そんな
幸せに包まれると
さっきのエミの言葉を
ふと思い出した

待ってって…言ってたっけ


「カズマ・・・」

「ん?」

「中に・・・」

「中?」


「中に出したら
赤ちゃんできるんだよね?」


「え?
あぁ・・その確率は
高いよなぁ」



「わたし・・・

赤ちゃんできたら
カズマと結婚できる?」


え?

な、なんだよ
急に

赤ちゃんが欲しいのか?

結婚したいのか?


てか

なんで今
その話題?


ちょっと
戸惑いながらも
俺から出た言葉は



「そーとは

・・・・限らねぇ」


だった
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