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続・捨て犬
第11章 ゆっくりしても・・・いいの?
エミが作ってくれていた
その日の晩御飯は
カレーだった

カレーを作って
力尽きたのか
サラダとかもなく
カレーだけ


それでも俺は
エミに何度も
「ありがとう」を繰り返した


何度も「ありがとう」と言ってしまうと
疲れていても
エミはまた
無理をしてでも
飯の準備をするかもしれない

そう思ったけど
我慢することが
できなかった


2人で
台所に立ち
カレーをよそう

そして
自分の皿と
スプーンを其々持って
テーブルに向った


俺がいつもの場所に
皿を置くと
エミは
俺の皿の横に
ぴったりと皿をくっつけて置いて

少しはにかんで
笑った


「おいで、エミ」

先に座って手を広げると
エミは
俺に抱きついてきた


「これじゃ
食べられないじゃないか(笑)」


「クスッ(笑)」


「食わせてやるから
ちょっとだけ離れろ」


「・・・うん」



どうやら俺は


冷めたカレーを
食うことになりそうだ
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