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続・捨て犬
第12章 違うと思う
「エミ?」



「なに?」



「仕事、どーだ?」



我慢しきれず
俺は
探りを入れてみた



「どう?」




「あ~・・そうだな
緊張しなくなったか?」




「う~ん・・・
時々・・緊張しちゃうの」




「そっか~
でも時々だったら
すげーじゃん

どんな時
緊張すんだ?」





「あ、あのね・・

話しかけられたとき」





な、なに~!!!

誰だ?

どんなヤツに
声かけられるんだよ!

やっぱ
おばさんが言ってたことって
・・・・




「ど、どんなこと
話しかけられるんだよ」





「・・・・・」





なかなか返事がない

エミは
必死で思い出そうとしてんのか
言葉を選んでんのか
ん~・・・・
と言ったまま
数分がたった


なげ~よ、エミ



「どこの学校?って」




マジか・・・


ナンパじゃんか・・・




「それで
なんて答えたんだ?」



「いってない」



「え?
え~っと

行ってないってことか?
それとも
答えてないってことか?」



「うん」


「だなだな
それでい~んだよ
そんなの無視だ無視。

色々聞かれても
知らんぷりでいいんだからな?
そいつの顔とかも
見なくていいからな?
変なヤツだったら
おばさんに言って
裏に入らせてもらえよ?

ったく
そういうヤツ
いるんだよな~~
すぐ
声かけるっつーかさ
だいたい
軽すぎんだよなぁ」



てか、俺

人のこと言えね~~
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