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続・捨て犬
第13章 なぁ、どっちだよ
エミに
他人と関わりあえるように
なって欲しかった

でも

ちょっぴり
それも
寂しくて


でも

うれしくて・・


知り合いが
増えることは
エミにとっていいことで


でも

その分
嘘も増えていく訳で…


エミの年齢も
経歴も
俺との関係も
本当のことなんて
言えなくて


だから

うれしいのに
辛くて…



「カズマ・・」



「なに?」



「お湯・・」


やだ
はなしたくない

ぎゅうっ…



「ねぇ、いっぱいに・・」


その時
風呂の湯が
溢れ出る音が聞こえて

「あっ」

ってエミは言ったけど
俺は
その言葉を唇で封じた


何度か背中を
叩かれたけど
俺は
キスを止めなかった


俺の心配を
必死でかき消すように

俺の
弱い部分を
忘れさせるように

俺の不安が
溶けてなくなるように


エミとのキスに

俺は
没頭していたんだ






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