この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
続・捨て犬
第3章 近っ。
「人がいっぱい…」

人混みの中
俺の腕に
すがりつくようにして
エミは歩いていた

有名な神社ではないけど
年が明けたばかりの
神社は
すごい人だった

「わぁ・・・」

出店が並ぶ参道を
キラキラした目で見る
エミを見てると
何でも買ってやりたくなるな

「お参り終わったら
おみくじやろうな!」

「うん!」

おみくじのことは
知ってるみたいだ


やっと賽銭箱の前に辿り着くと
何かひとつ
お願いするようエミに教えて
お賽銭を投げ入れ
俺達は手を合わせた

ん…?
長いな

ひとつって言ったのに
かなり長い間
エミは手を合わせていた

それから
2人でおみくじをひいて
「エミ、あっち行こ」
って、人の少ない
神社の隅にエミを誘った

俺がおみくじを開くのを
チラチラ見ながら
マネするように
エミもおみくじを開く

ほんと子供みたいだ。

「あ〜小吉だぁ〜
エミ、何だった?」

エミは
悲しそうな顔で
俺を見上げた

あぁ〜マジか…

「見せてみろよ」

「うん…」

エミは、泣きそうな声(笑)


エミのひいた
おみくじは
凶だった
/444ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ