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続・捨て犬
第13章 なぁ、どっちだよ
「付けてやろうか?」




「もうちょっと・・待って」




「なんで?」




「付けたら

見えなくなるから・・」





そうか


身につけてしまうと
鏡でしか
見られないのか・・


俺は
ネックレスなんて
つけないから
そんなこと
知らなかったよ




しばらくすると

エミは
手を伸ばして
携帯を手に取り

携帯の
ストラップと
ネックレスを
また
手のひらに並べて


うれしそうに
微笑んだ




「きれい・・・」





「そうだな」





「二つもある・・」





「あぁ、よかったな」





「カズマ・・」





「ん?」





「あのね」





「うん」








「これ見てると・・・」








「どした?」











「ニコニコしちゃう」









よかったな
エミ

ほんと
よかった


色々
心配なことはあるけど

お前が
笑ってられるなら
それで
いいんだよな?



お前が
キラキラした目で
笑顔でいられるなら


それで・・・。
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