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続・捨て犬
第15章 早く大人になって

部屋に入って
俺はスーツを脱ぎながら
萩原が来たのが何時頃だったか
まだ考えてるエミに
話しかけた
「何時とかいいや
で、アイツ
何しに来たんだ?」
「パンを・・焼きに?」
って
エミがちょっと
首をかしげた
かわ・・かわいい・・
てか、え?
パン?
「ちょっ、ちょっと待て。
エミ、萩原は
ココに来たんじゃなくて
パン屋に来たのか?
しかも、パン焼きに??」
「うん」
「うそだろ~~~~
マジか
ほんとか?
すっげ~~~(笑)」
萩原は
ぜってーパン屋は
継がないと言って
ほとんどパン屋に
顔を出すことはなかったのに
パンを
焼きに顔を出すとか
信じらんねーー

