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続・捨て犬
第3章 近っ。

「由香ちゃん
何があったか知らねぇけど・・
食おうぜ?
おにぎり・・・」


「う、うん・・・」


妙な雰囲気のまま
おにぎりを
3人で頬張った

それが
なんだかおかしくて
誰からともなく
クスクスと
笑いがおきた


さっきまで泣いてた
由香ちゃんも
笑ってて

その様子を見てる
エミも
笑っていた



「ねぇエミちゃん
どうして・・・
おにぎり作ってくれたの?」



「・・・ん・・・
カズマ・・・」



うまく説明できないエミは
俺に助けを求めた


なんだよ
俺だって
うまく説明できね~よ


「由香ちゃん・・
エミはな
おにぎり食べると
元気になるんだよ

元気っつ~か・・・
うれしいっつ~か・・
寂しくなくなる
ってゆーか・・・・

だから
由香ちゃんにも
そうなって
欲しかったんじゃねぇのかな・・」



「そうなんだ・・・・

うれしいよ、エミちゃん
ありがと

でも
どうして…おにぎりなの?」



「エミは・・・・
あんま、親に
優しくされてないんだ。

だから・・・
おにぎり握ってもらった
記憶がないらしい

そんで
俺が握ってやったら
うれしかったみたいなんだ」



「・・・・そう・・・」
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