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続・捨て犬
第5章 ひでぇよなぁ・・・俺
その日

エミは
家に帰っても
俺から離れようとはしなかった


少しでも
離れると

切ない瞳で
俺を見るんだ



どこいくの?

って。



「風呂、一緒に入るか?」


「飯、一緒に作るよ」


「トイレ行ってくるな」



その日の会話は

そんな事の繰り返しだった




寝る前に

エミを背中から抱きしめ

煙草を吸った



いつものように

エミの髪に顔を埋めると



エミは身体ごと振り向き

俺に抱きついた



「エミ…

まだ煙草終わってないよ?」



って言っても



顔をスリスリと

俺の胸にすり寄せ


更に抱きついてきた




心が弱ってる証拠だ



分かってる



分かってるさ



エミは、今

恐怖と闘ってるんだ



可哀想に・・・。




けど



甘えてくれるエミが

愛おしいとも

思ってしまう




こうしてずっと

俺がいないと

生きていけないって

思ってくれたら

いいのに・・・なんてさ





ひでぇよなぁ……俺

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