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続・捨て犬
第6章 ごめんな…エミ
その日の夜

いつものように
エミと飯を食ってると
萩原から
電話がかかってきた


「カズマ
ちょっと出られるか?
ラーメン屋にいるんだけど」


「今?」


「あぁ、今すぐ」


「無理。飯食ってる」


「来い」


「はぁ~?」


「いいから来い」


「なんだよ、えらそ~に
気にいらねぇから
行かねぇ」


「うるせぇ、すぐに来い!
大事な話あんだ」


「なんだよ、大事な話って」


「来たら話す」


「行かねぇって言ってんだろ!
エミ、一人にさせらんねーから
話あんなら
お前が家に来いよ」



「いや・・・

エミちゃんは居ない方がいい」



はぁ?

なんだよそれ

くっそ・・・
気になるじゃね~か
萩原のヤロー・・・
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