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第6章 ごめんな…エミ

何やってたんだろ・・・



俺






この数週間
俺は…


俺の思いは
なんだったんだ？



閉じ込めてた訳じゃねぇ

エミを守りたかったんだ


エミだって

バイトは行きたくないって
言ったじゃないか



エミだって

怖がって
外に出ないで

俺の帰りを
待ってたじゃねぇか




鍵閉めて

閉じ込めてた訳じゃねぇ




出かけたかったら

いつでも
どこにでも
出かけられたのに



家にずっといたのは


エミじゃねぇか





そりゃ・・




うれしかったけど



エミが
俺だけを見てくれて



うれしかったけどさ




もう



このまま

ずっと
この部屋ですごして




俺だけを頼りに

生きてくれたら

満足だって







思ってたけどさ




思ってたけど・・・