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1000文字で綴る男と女の物語
第22章 『ループ』
数時間前、出張に出かける夫をキスで送った玄関。
女は、今ドアから入ってきたばかりの男と唇をむさぼり合っていた。
お互いの背中に手が回る。
女からため息のような声が漏れる。
男の手が女のブラウスのボタンを外す。
開かれた胸元から白いブラに包まれた乳房が現れた。
男はその谷間に鼻を埋める。
男の手が女の背中に回され、ブラが緩んだ。
解放された乳房がこぼれ出る。
男はその頂点に唇を当て、顔を左右に振りながら強く吸う。
女が声を上げ胸を突き出す。
徐々に二人の身体が玄関のかまちに倒れ込む。
男が女のブラウスもスカートもそのままで、パンティだけを抜いた。
男は自分でベルトを外し、もどかしそうにズボンと下着を片足だけ脱ぐ。
男のものはすでに硬く立ち上がっていた。
女の脚の間に男の腰が分け入った。
男の何度かの試みで、先端が女の潤みの中心を探し当てた。
男の女に覆いかぶさる。
男のものが一気に女の奥深くまで入り込んだ。
女が息を詰まらせ、仰け反り、男の肩を強く掴む。
男の抽送が始まった。
お互いの唇を求め合う。
舌と唾液が音を立てる。
男の激しい突きに時折女の口が離れ、声が上がる。
女の脚が広がる。
男の送り込み合わせるかのように女の腰も持ち上がる。
男がもう耐えきれないことを女に告げる。
女も同じことを叫ぶ。
女の腕と脚が男の胴を強く包む。
男の腰が小刻みに激しく動く。
男が鋭い唸り声を上げ、動きが止まった。
一瞬の静寂。
男の荒い息が始まる。
女の腕と脚がゆっくりと男から離れ、床に伸びた。
女の瞳には、壁に掛けてある二人が寄り添う写真が映っていた。
その頃、女の夫は、違う玄関のドアを開けたところだった。

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