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1000文字で綴る男と女の物語
第24章 『男の名』
そっと玄関のドアを閉め、靴を脱いだ。
日付が変わったばかり。
リビングでは、夫が革張りのソファに座りテレビを観ていた。
バスローブ姿で、手にはブランデーグラスを持っていた。
「ごめんなさい。遅くなって……」
後姿に声を掛けた。
「いいよ、たまには羽を伸ばすのも必要だよ」
夫は振り向かず答えた。
「お風呂に入ってきますね」
そう告げてリビングを出ようとしたときだった。
「こっちへおいで美香……」
夫のそばに寄った。
「服を脱いでごらん」
「先にお風呂を……」
「いいから、脱いでごらん」
やさしい口調だが逆らえなかった。
スカート脱ぎ、ブラウスをボタンを外し、下に落とす。
ブラジャーを外し、ショーツを丸めながら下げた。
「こっちにおいで」
夫の前に立った。
夫の手が、太ももの間に差し込まれた。
的確に私の粘膜の隙間に指が入り込んでくる。
「あっ……」
指はすんなりと根元まで埋没した。
何度か中で折り曲げられた。
「出されたのかい?」
夫が無表情で問う。
私はうつむいた。
「ごめんなさい……」
温かい液が、夫の手の平から腕へと伝う。
「来なさい……」
夫がバスローブの前を開く。
夫のものは既に太くなった先が上を向いていた。
座っている夫の上に、脚を広げ跨る。
自分以外の粘液がまとわりつく入り口が夫の先端を迎え入れる。
こなれていた中は、難なく夫のものを呑み込んで行った。
夫に体重を預ける。
「ああっ!」
夫の首に腕を巻きつけ、すぐ腰を押し付ける。
「ごめんなさい、あなた!」
泣きながら、夫に唇をねだる。
「今日の男の名は?」
夫がお尻を下から抱え、私の動きを促す。
「いやっ! 許してください!」
「男は君の中に出すときなんと言ったんだい?」
「そんな……言えません!」
「さあ、早く言いなさい!」
前後に激しく揺さぶる。
「ああっ! 愛してると! 私を愛してると! 」
「君はなんと答えたんだ?」
「いやっ! それだけは!」
夫の手の動きが腰の動きになる。
「言いなさい! ほら! 私も君をこんなにも愛してるんだ!」
下から激しく突き上げる。
「愛してるよ、美香!」
「ああ、私も、愛してるわ!」
「いく、いくよ、美香!」
「ああっ! 来て! たっくん! 私の中にいっぱい出して! たっくーんっ!」
私は今日何度目かの絶頂とともに、今日三度目の男の微動を中で感じた。

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