この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
1000文字で綴る男と女の物語
第27章 『久し振りの妻の身体』
飛行機の小さな窓から見える陸地は徐々に少なくなり、いつしか海だけになった。
私は雲の下に消えそうな日本を名残惜しそうに見下ろした。
タイに単身赴任してから早2年。
今回は三ヶ月ぶりの、一週間だけの日本への帰省だった。
雲海のなだらかな丘陵を見つめていると、昨晩の妻の身体が思い出された。
慣れ親しんだ身体だが、期間が開くと新鮮に感じられ、刺激的だった。
一度妻の中に放っても、私のものは硬さを失わなかった。
私は二度目の射精を終えるまで、絶えることのない突き上げを妻の身体の奥底に与え続けた。
苦痛を与えられたかのように歪む妻の顔。
その顔が左右に激しく振られ、長い髪がシーツの上に撒き散らされる。
しかし、妻の口からついて出る声は女の悦びの叫び声だ。
妻とて三ヶ月振りに迎える男の身体なのだ。
もう既に何度か絶頂を迎えている。
また痙攣する妻の身体。
それとともにまた私のものが断続的に締め付けられる。
大きく開かれた妻の脚の間では、私の出し入れに合わせて白濁した粘着液が音を立て、太い糸を引き、お互いの陰毛に絡みついた。
つんと立ち上がった乳首、それを支える大きな乳房が前後に揺れる。
私の指でその柔らかい肉が潰れる。
指先で乳首をねじる。
妻から今までと違う声が上がった。
その唇を塞ぎ、舌をこれ以上入らないほどまで入れ込む。
執拗なまでに妻の舌をねぶる。
私の激しい律動に、喘ぎ声と呼吸を繰り返すために、時折もがいて口を外そうとする。
その口をまた追う。
二度目の射精が迫って来た。
このまま妻の口と乳房を蹂躙しながら果てたいと思った。
私の舌で埋められた妻の口からくぐもった声が漏れる。
乳房を握る手に力がこもる。
腰を小刻みに振る。
その速さが増す。
妻の声が口の中で高くなる。
その声に私のうなり声が加わる。
乳房を強く握ると、最後に妻の奥深く挿し込み動きを止めた。
快感が突き抜ける。
妻にぐったりと体を預け、妻の中でひとりでに脈動するものから与えられる快感に身を委ねる。
妻の中に収めきれなかった私のものが溢れ出て、私の睾丸を伝う。
至福のときだった。
機内の英語のアナウンスに現実に戻る。
灰色一色になった窓から機内に目を向けた。
肌の色が違う客室乗務員たち。
彼女たちの身体の線を眺めながら、部屋で待つ彼女の一週間振りの身体は刺激的だろか、そんなことを思った。
完
私は雲の下に消えそうな日本を名残惜しそうに見下ろした。
タイに単身赴任してから早2年。
今回は三ヶ月ぶりの、一週間だけの日本への帰省だった。
雲海のなだらかな丘陵を見つめていると、昨晩の妻の身体が思い出された。
慣れ親しんだ身体だが、期間が開くと新鮮に感じられ、刺激的だった。
一度妻の中に放っても、私のものは硬さを失わなかった。
私は二度目の射精を終えるまで、絶えることのない突き上げを妻の身体の奥底に与え続けた。
苦痛を与えられたかのように歪む妻の顔。
その顔が左右に激しく振られ、長い髪がシーツの上に撒き散らされる。
しかし、妻の口からついて出る声は女の悦びの叫び声だ。
妻とて三ヶ月振りに迎える男の身体なのだ。
もう既に何度か絶頂を迎えている。
また痙攣する妻の身体。
それとともにまた私のものが断続的に締め付けられる。
大きく開かれた妻の脚の間では、私の出し入れに合わせて白濁した粘着液が音を立て、太い糸を引き、お互いの陰毛に絡みついた。
つんと立ち上がった乳首、それを支える大きな乳房が前後に揺れる。
私の指でその柔らかい肉が潰れる。
指先で乳首をねじる。
妻から今までと違う声が上がった。
その唇を塞ぎ、舌をこれ以上入らないほどまで入れ込む。
執拗なまでに妻の舌をねぶる。
私の激しい律動に、喘ぎ声と呼吸を繰り返すために、時折もがいて口を外そうとする。
その口をまた追う。
二度目の射精が迫って来た。
このまま妻の口と乳房を蹂躙しながら果てたいと思った。
私の舌で埋められた妻の口からくぐもった声が漏れる。
乳房を握る手に力がこもる。
腰を小刻みに振る。
その速さが増す。
妻の声が口の中で高くなる。
その声に私のうなり声が加わる。
乳房を強く握ると、最後に妻の奥深く挿し込み動きを止めた。
快感が突き抜ける。
妻にぐったりと体を預け、妻の中でひとりでに脈動するものから与えられる快感に身を委ねる。
妻の中に収めきれなかった私のものが溢れ出て、私の睾丸を伝う。
至福のときだった。
機内の英語のアナウンスに現実に戻る。
灰色一色になった窓から機内に目を向けた。
肌の色が違う客室乗務員たち。
彼女たちの身体の線を眺めながら、部屋で待つ彼女の一週間振りの身体は刺激的だろか、そんなことを思った。
完