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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
渚はさらにチクチク痛んだ。
(分かってるんだけどね……………)
頭では理解していても傷つくものだ。
報われない想いというのは…………
『花、ありがとう。
早瀬にしてはやるわね』
傷を隠すため憎まれ口を聞いてやる。
『いいだろー!?!
飾っとく花瓶も買ってきたよ、ほれ』
白い陶器。
花束はカスミ草とマーガレットだ。
真田がニタニタ笑いながら、
『水入れてきますねっ』と渚に声をかけた。
渚にもうっとりする真田である。
理玖はベッド脇に腰掛けた。
渚はドキッとする。
『痩せたか?
遥香』
『………………あら。
そんな事分かるくらいになったのね』
『そりゃー俺だって』
ふんぞり返る理玖。
『ふっ…………ふふふ。
ふんぞり返らなくても…………あ、痛っ!!』
傷に響く。
毬佳は入り口の外側に立ち、
成り行きを見張っていた。
『笑うからじゃん!!
黙っとけ遥香ぁ~』
毬佳は安堵する。
_____盲腸だと信じ切っている。
それを確認すると、
毬佳は静かに歩いてその場を離れた………………
(分かってるんだけどね……………)
頭では理解していても傷つくものだ。
報われない想いというのは…………
『花、ありがとう。
早瀬にしてはやるわね』
傷を隠すため憎まれ口を聞いてやる。
『いいだろー!?!
飾っとく花瓶も買ってきたよ、ほれ』
白い陶器。
花束はカスミ草とマーガレットだ。
真田がニタニタ笑いながら、
『水入れてきますねっ』と渚に声をかけた。
渚にもうっとりする真田である。
理玖はベッド脇に腰掛けた。
渚はドキッとする。
『痩せたか?
遥香』
『………………あら。
そんな事分かるくらいになったのね』
『そりゃー俺だって』
ふんぞり返る理玖。
『ふっ…………ふふふ。
ふんぞり返らなくても…………あ、痛っ!!』
傷に響く。
毬佳は入り口の外側に立ち、
成り行きを見張っていた。
『笑うからじゃん!!
黙っとけ遥香ぁ~』
毬佳は安堵する。
_____盲腸だと信じ切っている。
それを確認すると、
毬佳は静かに歩いてその場を離れた………………