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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
―――後日。


理玖は退院し、
寮であるアパートへ戻った。




真田が作業の合間で理玖の部屋に顔を出した。


『悪ぃ悪ぃ、
真田さんサンキュー』


『ビックリしたぜぇ、
部屋に来たら倒れてんだもん。

よし、今日はゆっくりして明日からバリバリやれよ!』



『ういっす』
理玖は左手をスチャッと挙げる。


『なー理玖………
あの先生キレイだったなぁ〜』
真田が夢見る乙女のような表情をした。



『うわ、キモ。
白石毬佳って女医のこと?………キレイだけど何かなぁ…………』

理玖は巻き髪の美しい女医を思い浮かべた。



『……今度オッサンに会うとき伝えといてやるよ』


『そうかー?』
真田は嬉しそうだ。
『あ、理玖。
入院の支払いは構わないって連絡あったぞ。
藤代ってヒトから』


『え、マジ?
ラッキー♪♪
………てか何でだろ?』

理玖は思い付かない。

元々あまり深く考えない性分だから、
『まーいっか♪♪
ラッキー』



そして退屈を覚え、
凛伽をアパートまで呼び出した。
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