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奈落の向こう側
第19章 奈落の向こう側
私「どうして俺に相談もなしに
出て行ったんだ?」
妻「・・・。」
黙ったままの妻です。
私「何でも答えるんじゃなかったのか?」
妻「はい、そうなんですけど・・・。」
私「言えないのか?」
妻「いえ、言えないとかではなくて
分からないのです」
私「どういう事だ?」
妻「当時の記憶があまりないのです。
気が付いたら家とは違うあの場所に
いたのです。そして契約書に
サインしていました」
私「契約書?」
妻「はい、あの組織とのです」
私「組織?」
妻「はい」
私「どんな組織なんだい?」
妻「詳しくは分かりませんが
あまり知らない方が良いらしいです」
出て行ったんだ?」
妻「・・・。」
黙ったままの妻です。
私「何でも答えるんじゃなかったのか?」
妻「はい、そうなんですけど・・・。」
私「言えないのか?」
妻「いえ、言えないとかではなくて
分からないのです」
私「どういう事だ?」
妻「当時の記憶があまりないのです。
気が付いたら家とは違うあの場所に
いたのです。そして契約書に
サインしていました」
私「契約書?」
妻「はい、あの組織とのです」
私「組織?」
妻「はい」
私「どんな組織なんだい?」
妻「詳しくは分かりませんが
あまり知らない方が良いらしいです」