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汚くても醜くても生きている
第22章 冷感
腕に当てる刃物
冷たい感覚

いっそ傷つけちゃえればいいのにね

そのまま消えちゃえればいいのにね

血の一滴さえも
流れることはなく

虚しく時間だけが
過ぎていく

苦しくて悲しくて

ねえ

どうして?

幸せになりたいだけなのに

涙だけは溢れて流れて
溢れて流れて

弱虫な泣き虫

もういいよ

どうせ傷つけるなら

ズタズタにして
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