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山田雪江のフロント日記
第12章 怒りのデリヘル・・?こっちが怒りだよ!!
「おひさしぶ~り~ね~♪ですね~」
呑気に歌いながら、居酒屋の畳の上にあがるやいなや、
雪江さんがバンバンテーブルを叩いた。
「流花ちゃん!ねえ、どう思う?」
まだ何も聞いてないけど・・
なんてツッコミを遠慮したくなるほど
雪江さんは目をつりあがらせていた。
ヤマりんもうさぴょんも、体が震えあがっているのがわかるほど
ほっそりと正座の姿勢を保っていた。
スローモーションのような動きで雪江さんの隣りに正座する。
いったいなにがあったのか?
「今日はかなりの怒りマックスのようですけど・・どんな事件ですか?」
随分とネタの提供が無かっただけに、
私はすぐさま話を聞こうとした。
が・・