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電動人形
第31章 玩具
「そろそろ馴染んだだろう?」
へっ?
「へっ、て、お楽しみはこれからだろう?
ご主人様とは、こうやって遊ばないのかい?」
ひぃあああああ…
パールがズルズル引き出された。
人形が激しく首を振りながら喘ぐ。それでも我慢して小さな声で。
「珠遊びは今まで1人でしてたのか。」
人形が返事をしない。
つまりは1人でしていたようだ。
「自分で勝手が判りながら出し入れするのと、人にしてもらうのじゃ、全然違うだろう?」
人形は固まったままだった。
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