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電動人形
第34章 後釜
人形は足を持ち上げられて、少し不機嫌になったが、


『俺のカリ分かる?感じる?』

男に聞かれてコクリと頷く。

『俺のチンポも、マンコに入りたいって言ってる。』

人形は、頷きまでしないが、もう、まんざらでもない様子が見てとれた。


男が『使い込んだ』と表現するだけあって、エラの張り出た亀頭の大きなモノだった。

クプッ…クプッ…チュポン…

頭の半分までしか入れず、先ほどのキスを彷彿させるような動き、

待ちわびて肉襞が開いたようにすら思える。

その様子を肉眼とズームの画面と両方で見るのだ。

ググンッ…

男のモノを自分のに見立てて妄想し、ズボンを押し上げるそれを、両手に携帯をもつ僕には抑える手段がなかった。
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