この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
電動人形
第8章 動揺
何が起こるのか、
男が羞恥プレイを始めると思っていた。

だって女のコートの襟を拡げ、そこから真っ赤な首輪が見えたから、

それは装飾用でなく明らかにペット用で、女は男の奴隷なのだとわかる。

そして男がポケットから札を出して女性の首輪の後ろにあるリードを繋ぐ環に取り付けた。

男はさっきから完全に魅入ってしまっている俺に、その札を見せてきた。


マジで?
書かれている言葉を読み、思わず男を見てしまう。

男はそんな俺を嘲笑いながらも、会釈をして、『札に書かれた文字どおりだよ。』と勧めてきた。

それまで、男も女も声を発していなかったのに、俺は『さあ、どうぞ』という男の声を聞いた気がした。

まだ何か起こるだろう。
俺は男に期待したが、意外にも男は、女の肩を労うように、ポンポンと叩き、俺と背中合わせに立つ乗客たちに、ドカッとぶつかり、車両を降りてしまったのだ。
/292ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ