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君のKISSに夢☆CHU
第11章 僕を感じて…
裸のまま、お姫様抱っこで、寝室まで運ばれると、ベッドの上に静かに下ろされる。
「桜音、喉かわかない?大丈夫?」
さっきまで、浴室で散々喘いでいたから、喉は確かに渇いている。
「うん…。お水貰ってもいい?」
「今持ってくるから、ちょっと待っててね。」
寝室を出る来騎を、そのままボーッと見つめていた。
それにしても、ロールキャベツ男子だった来騎に押されて、こんな事になってるけど…。
これでいいのかな?
来騎は遊びではなく、本気なんだって、今日痛い程よくわかった。
私は来騎の気持ちを全部受け止める事は、まだ出来ないのに、来騎はそれで平気なのかな?
そんな事を考えていると、水の入ったペットボトルを持って、来騎が部屋に戻ってきた。
もちろん来騎も裸だから、来騎の生まれたままの姿をマジマジと見てしまう。
無駄な肉のない引き締まった体。
ちゃんと手入れされてるのがよくわかる滑らかな肌。
そんな体とは対照的に、まだあどけなさが残る可愛い顔。
ため息が出ちゃう程のイケメンだ。