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君のKISSに夢☆CHU
第11章 僕を感じて…
「でも、今日は僕だけ。僕だけを感じてね。今は、浮気はだめ。」
「うん。今日は来騎で頭の中は一杯になりそうだよ。」
来騎はクスッと笑って、私をベッドに倒した。
重なる来騎の体。
高校生なのに、すごく落ち着いてる。
こういうシチュエーションも、何度も経験してるのかな?
年下相手には、こちらがリードしてあげなくちゃダメなのかと思ってたけど、来騎にはそんな心配もいらなかった。
雰囲気作りも上手な来騎に、私は全て委ねる事にした。
いつの間にか、来騎の舌が私の耳を舐める。
「んんっ…。」
耳が弱い私は、それだけで体がピクンと反応してしまう。
「桜音の弱いとこみっけ!」
来騎が嬉しそうにそう言って、私の耳朶を口に含んだ。
「あんっ…。」
「フフッ。桜音可愛い…。気持ちいいの?」
耳元で囁かれる来騎の甘い声に、コクンと頷いた。