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君のKISSに夢☆CHU
第13章 KISSの嵐
「輝愛、ごめんね…。私もキスフレで構わないから、これからも仲良くしてくれる?」
顔を見るのが恥ずかしくて、輝愛の胸に顔を埋めた。
ドキドキと聞こえる心音が心地良い。
甘く香る香を鼻から吸い込んで、気持ちを落ち着かせた。
フワッと私の髪を優しく撫でる輝愛の手に、ホッとする自分がいた。
「ありがとう。来騎との事も、ゆっくり考えてくれればいいから。」
輝愛に言われて、来騎の事を思い出す。
これから、私達3人はどうなるんだろう…?
それにあの写真の女の人は、輝愛にとって、どんな関係なんだろうか…?
いろいろな問題が目の前には、たくさんある。
輝愛の胸に抱き締められながら、私はとりあえず輝愛とのキスフレを続ける事を決めた。
そう、これから先の事は、誰にもわからないのだから。