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君のKISSに夢☆CHU
第4章 case2,合コン☆同い年の男
途中のコンビニで買い物をして、しばらく歩くと二階建てのオシャレなアパートが見える。
「ここだよー。」
このアパートの一階に翔大君は住んでるようで、部屋に案内してくれた。
玄関の鍵を開けると
「どうぞ。あんまり広くないけど。ゆっくりしていって。」
と部屋に入れてくれた。
中に入ると、黒っぽい家具で統一されたシックな部屋。
物も少なくてスッキリしている。
翔大君らしい、センスのいい部屋だなぁー。
そう思いながら、部屋を見ていると、翔大君が私の側にやってきて、私をギュッと抱き締めた。
翔大君から香る柑橘系の爽やかな香りが、鼻をくすぐる。
抱き締めたまま、私の首筋に軽く唇を付けて、チュッとKISSをした。
「桜音ちゃん、いい匂いするっ。」
「翔大君も、いい匂いするよー。」
そう言って、私も翔大君の背中に回した腕に力を込めた。