この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君のKISSに夢☆CHU
第7章 来騎の事
「ねぇ、桜音。今日これからお店来ない?僕、今日勤務日なんだ。」
来騎の言葉にドキッとする。
あのお店に行ったら、高嶋さんもいるかもしれない…。
どうしよう…。
お店には行ってみたいし、いいチャンスだし…。
「連れて行ってもらっても平気なの?」
「もちろんだよ。友達って紹介するから、おいで。」
「じゃ、お言葉に甘えてお願いしますっ。」
こうして私はこの後、来騎と一緒に高嶋さんがくれた名刺のお店に行く事になった。
高嶋さん…。
いるといいな…。
来騎と話しながらも、私はドキドキが止まらなかった。
だって、私は結局高嶋さんのあのおでこへのKISSを今も忘れられずにいるんだから…。