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第7章 カローレ。再会の時

そうして姫紗は早々に部屋を後にする。そのまま駐車場に向かい克巳の車の後に次いで出た。

スタジオから来るまで30分位走ったか…２台の車はブルーバードに着いた。うっすらと薄暗い、デートや何かにはもってこいの店だった。

「こんな洋食屋さんあったんですね」
「あぁ。俺ら４人の行きつけの店の１つだよ。」
「でも何で秋人さん止めたのかな…」
「俺らがこの店使う時ってさ。大抵が集まった誰かのことで大事な話だったりってことばっかりだからね。」
「大事な話って…」
「さっそくなんだけど。姫紗ちゃんはさ？秋人のことどう思ってる？」
「どうって…」
「恋愛感情の話。」