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starlight kiss
第7章 カローレ。再会の時
ゆっくりと離れ、瀬奈の唇を親指で拭うかのようになぞった。
「どうして?」
「……」
「あんなキスして…忘れろって言うの?」
「……」
「秋人ぉ!」
自分でも冷たいと解ってはいたもの、そのまま何も言わずに秋人は泣き声のままの瀬奈をおいて部屋を出た。
一方の姫紗はロビーでずっと待ち続けていた。スタッフが何人も出てくるも秋人が来ない…スタッフの1人を捕まえた姫紗は秋人のことを聞いた。
「あの、お疲れさまです。ハルは…」
「あれ。ハル君なら随分前に出て行きましたけど?」
「あれですかね…」
「アレって…?」
「瀬奈ちゃんです。何かいい感じだったし」
「どうして?」
「……」
「あんなキスして…忘れろって言うの?」
「……」
「秋人ぉ!」
自分でも冷たいと解ってはいたもの、そのまま何も言わずに秋人は泣き声のままの瀬奈をおいて部屋を出た。
一方の姫紗はロビーでずっと待ち続けていた。スタッフが何人も出てくるも秋人が来ない…スタッフの1人を捕まえた姫紗は秋人のことを聞いた。
「あの、お疲れさまです。ハルは…」
「あれ。ハル君なら随分前に出て行きましたけど?」
「あれですかね…」
「アレって…?」
「瀬奈ちゃんです。何かいい感じだったし」