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starlight kiss
第14章 幸せの伽輪
「間に合いましたけど…こんなほんの少しの休憩、待ちで外出なんて危険すぎます…」
「ごめんって。」
「どこ行ってたの?」
「…まぁ、ちょっとね。じゃぁスタジオいくか…」

そういい背中を向けた秋人は姫紗がどこに行っていたか聞いても口を濁らせるだけだった。その日の仕事も難なくと終わっていき無事にすべての撮影を終えた。控え室に向かうと少し会話をするも少し俯き加減の姫紗。

「何かあったか?」
「ううん…楽しみで」
「楽しみ?」
「あ…したからの…旅行…仕事も何にも無しで行けるんだから…」
「そうだな。」

クスリと笑い合うと額にキスをした秋人は姫紗に笑いかけていた。
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