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starlight kiss
第16章 偽りの嘘と惑う心
プルルルル…プルル
『はい?』
「秋人…」
『ん、どうした?』
「声聞きたくなって」
『明日また仕事で会えるだろ…クスクス』
「そうなんだけど」
それでも声を聞くと会いたくなる…悪循環だと解っていたことだった。
だけど…何を置いてでも会いたい…その気持ちを伝えたかった。
でも…
それでも…
姫紗はその気持ちを伝えてはいけない…そんな気がしていた。
『…ッ……姫紗?』
「あ…ごめんね…また明日…」
そう伝えて姫紗は電話を切るしかなかった。
そのままシャワーを浴びに行くものの水音の中涙が溢れていた。
誰かと付き合うことがこんなにも難しいなんて…
『はい?』
「秋人…」
『ん、どうした?』
「声聞きたくなって」
『明日また仕事で会えるだろ…クスクス』
「そうなんだけど」
それでも声を聞くと会いたくなる…悪循環だと解っていたことだった。
だけど…何を置いてでも会いたい…その気持ちを伝えたかった。
でも…
それでも…
姫紗はその気持ちを伝えてはいけない…そんな気がしていた。
『…ッ……姫紗?』
「あ…ごめんね…また明日…」
そう伝えて姫紗は電話を切るしかなかった。
そのままシャワーを浴びに行くものの水音の中涙が溢れていた。
誰かと付き合うことがこんなにも難しいなんて…