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第19章 突然の告白

そうして頭を下げた秋人と姫紗。２人共がモデルやマネージャーという肩書きを名乗らずそのまま素の名前で挨拶をしたことに記者達はまず驚いた。それもその筈。マスコミやカメラの前で秋人がモデル名の『ハル』以外で出ることが無かったからだ。

「では質問ある方…」

その司会者の一言から質疑応答が始まった。

『交際という事実が報じられていますが、この事実は本当ですか？』
「はい。本当です。」

『いつからですか？』
「いつからかな…」
「半年位ですかね…」

『その間ファンの方の事は考えていなかったのですか？』
「考えてますよ？ただ時期ではなかったのかな」