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starlight kiss
第20章 最大の山場
そんな光景をスタッフは見て見ぬ振りをしていた。誰がどう見たとしても仕事に関しての妥協等一切無い2人。熱愛報道があったとしてもそれが事実だと認めた上で私情を挟むことをしない。
ただ、今は、被害にあったのは姫紗のほう。それをただ心配している秋人…それは周知のことだった。
それから行く先々の仕事場で似たようなことが起こる。しかしある日、それに見かねたスタッフの1人が姫紗に声をかけた。
「すみません」
「あ、はい」
「ハルのカット、室内にすべて変更しても良いですか?」
「あの、何か不都合ございましたか?」
「君のその恰好。僕らも耐えれないんだよね」
ただ、今は、被害にあったのは姫紗のほう。それをただ心配している秋人…それは周知のことだった。
それから行く先々の仕事場で似たようなことが起こる。しかしある日、それに見かねたスタッフの1人が姫紗に声をかけた。
「すみません」
「あ、はい」
「ハルのカット、室内にすべて変更しても良いですか?」
「あの、何か不都合ございましたか?」
「君のその恰好。僕らも耐えれないんだよね」