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パズル Ⅱ
第13章 年末年始の出来事

ママが試着から帰ってくる。
「どうしたの?美桜。眉間にシワよってるけど。」
「晃兄と会った」
「あら、仕事かしら」
「仕事だって言ってたけど、綺麗なお姉さんとデレデレしながら歩いてった…」
「それが気に入らないの?」
「だって!私が高校卒業したら付き合うって言ったのに!」
「…そうなの?」
「…あっ…」
ママにもしてなかった話だったのに、つい言っちゃった…
でもママは馬鹿にはしなかった。
「美桜、まだ晃一くんのこと好きなの?」
私はこくんと頷いた。
「じゃ、高校卒業するまで彼氏は作らないの?」
「要らない。別に同年代の男のコとか興味ないし。」
「声掛けられたりしないの?」
「するけど、興味ないもん。」
「…アンタやっぱり私の娘だね」
ママがニヤッと笑う。
「どうしたの?美桜。眉間にシワよってるけど。」
「晃兄と会った」
「あら、仕事かしら」
「仕事だって言ってたけど、綺麗なお姉さんとデレデレしながら歩いてった…」
「それが気に入らないの?」
「だって!私が高校卒業したら付き合うって言ったのに!」
「…そうなの?」
「…あっ…」
ママにもしてなかった話だったのに、つい言っちゃった…
でもママは馬鹿にはしなかった。
「美桜、まだ晃一くんのこと好きなの?」
私はこくんと頷いた。
「じゃ、高校卒業するまで彼氏は作らないの?」
「要らない。別に同年代の男のコとか興味ないし。」
「声掛けられたりしないの?」
「するけど、興味ないもん。」
「…アンタやっぱり私の娘だね」
ママがニヤッと笑う。

